● 大切なお客様のために


 発注は必ず正規解体業者へ


意外と知られていない事なのですが、建設業を営むには特に何の免許や資格もいりません。(工事額が500万円以下の軽微な工事に限る)

むしろ割合的には無免許無資格の業者の方が多いかもしれません。

ただし、解体工事に関しては500万円以下の軽微な工事であっても、解体工事許可登録か建設業許可を取得した正規解体工事業者のみが工事を行う事ができます。

又、元請け業者以外が廃棄物を車両で運搬する場合には産業廃棄物収集運搬許可の取得も必要です。

知らずに無免許業者に工事を発注してしまうとお客様自身がトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

当社は上記の許可や免許を全て保有した正規解体業者ですので安心してご依頼下さい。

 作業員の安全と事故ゼロ運動


作業員には視界の悪化や足場の不安定による危険がある場合を除き、安全靴とヘルメットの着用を義務化し、各現場に一人は解体工事に必要な有資格者(作業主任者)を配置しております。

解体工事に必要な作業主任資格とは・・・

・足場の組立て等作業主任者

・職長安全衛生責任者

・石綿作業主任者

・ガス溶接作業主任者

・車両系建設機械免許(整地用/解体用)

などです。

あってはならない事ですが、万が一作業中に第三者への事故が起きてしまった場合も工事用損害保険に加入しておりますのでご安心下さい。

 不用品の買取も承ります


解体工事のお立合いは近隣にお住まいであれば休日を利用してさほどのストレスにはならないかとは思います。

しかし、遠方にお住いの方の場合や解体物件近くにご親戚の方がいらっしゃらない場合は工事完了までに大変な労力が必要になってしまいます。

まず、最も一般的な解体工事の流れとしまして、

 

1. 親族間で解体工事を行う事を決定する。

2. 屋内に残った不用品や遺品を整理する。

3. リサイクル業者に不要な物の引取りや買取を依頼し、 

 日時を決めてお立合いをする。

4. 買取不可能な品をご自身で市役所へ搬出する。

 (又は費用を払って不用品の回収をリサイクル業者へ

 依頼する)

5. 解体工事業者とお立合い、見積もり依頼をする。

6. 工事着手→完了。完了のお立ち合いをする。

※ 2.3.4.5.6は省き、全て解体工事業者に依頼、おまかせする方も勿論いらっしゃいます。

 

 

 古物営業許可業者の強み


何度も何度も現地へ足を運ぶ事ができず、全てを解体工事業者へ依頼する方も勿論いらっしゃいますが、それは全てを処分する場合であり、買取査定して欲しい物がある場合でも一緒に処分されてしまいます。

各都道府県公安委員会発行の古物営業許可を取得せずに解体業者がリサイクル品の査定、買取をすると完全な違法行為です。

当社は公安委員会より査定、買取の許可を得た解体業者です。(四輪自動車以外の全ての物品の許可保有)

解体工事を当社へご依頼頂いた場合に限り、遺品の整理・不要品回収・リサイクル品買取をさせて頂きます。

今はただのゴミに見えても、物は全て誰かが大切に使っていた道具です。

まだ使えるものはリユースする事で解体工事費用の総額を抑える事ができるかも知れません。

 法人のお客様へ


おかげさまで年々法人のお客様のリピート率も上がってきております。

法人のお客様の場合は建て替えに伴う解体工事が大半です。

当社では解体工事後、スムーズに次工事へ移れるよう、工期の厳守を徹底しております。

是非一度、お見積もりだけでもお願いいたします。

解体工事業者では対応できない補修工事や雑工事なども喜んでお見積もりさせて頂きます。

又、解体工事と使用する重機や道具が殆ど同じである事から造成地や山林の樹木伐採工事も得意としており、工事品質と工期の短縮には自信を持っております。

是非一度お見積もりをご用命下さい。

 市町村によって助成金が?


こちらもあまり知られていない事ですが、解体物件住所の所在地によっては助成金が下りる場合があります。

兵庫県の場合は神戸市。大阪府の場合は区や市によって様々なので、解体工事業者に依頼する前に一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか?

当社ではお見積もりをご依頼頂いた場合には物件住所の市役所で下調べをした上で伺うようにしております。

解体工事は

「誰も住む人がいなくなったけど、放っておく訳にもいかないので・・・。」

「倒壊の危険があって近隣から苦情が来るので・・・。」

「土地を売却するために建物付きだと買い叩かれるから・・・。」etc

など、望んで工事をする訳ではない、というケースも少なくありません。

当社ではそういったお客様の立場に立ち、少しでも負担を軽減できればと、日々情報収集に努めております。

 安すぎる業者にはご注意を


当社では適正価格でのお見積もりを心がけております。

勿論適正な廃棄物の分別、処分などの正規業者としての適正価格です。

上記のような理由で工事費用をお安く抑えたいとは思いますが、極端に他社より安い業者は適正に廃棄物を処分していない可能性もあります。

もしそのような業者が市役所への届出を怠って解体工事を行ったり、不法投棄や組織的な廃棄物の埋立などに関わっている業者だと発注者様にも罰則が行く場合もあります。

できるだけ複数での見積もりを取るようにし、対応や解体後の土地利用など、価格以外の部分も含めて総合的に判断して発注するように心がけて下さい。

複数の業者にお見積もりを依頼する際は助成金の事などを業者側から問いかけてくれるかどうかも親切で信頼できる業者を見極めるポイントかも知れません。

 各官庁への届出は忘れずに


上記でも少し触れましたが、解体工事を行うには各官庁への届出が必要です。


・騒音規制法→環境保全課

(騒音作業を2日間以上継続して行う場合に提出)

・建設リサイクル法→建設リサイクル課

(発注者様届出義務 / 延床面積80㎡以上の解体工事を行う際に提出)

・大気汚染防止法→環境保全指導課

(発注者様届出義務 / 解体物件に石綿含有廃棄物が含まれる場合、又は延床面積1000㎡以上の解体工事を行う際に提出。)

※各市町村によって届出場所は異なります。


この届出を怠ると大変な事になってしまいますので、必ず行うようにして下さい。

当社では、委任状を頂き、届出の代行をお見積もりに含めております。

慣れてしまえば簡単に作成できる書類ですが、初めての方にはとても作成できるような書類ではありません。

複数社でお見積もりを取る場合は届出費用が含まれているか、又は別料金でやって貰えるかも必ず確認するようにして下さい。

 解体工事の相場について


よく看板やインターネットの広告等で、

「解体工事 坪単価ポッキリ¥20.000~」

などと言うものを目にします。

よく見ると、廃棄物の処分費用別途と小さく書いてあることが殆どです。

では、実際の解体工事の阪神間での相場はいくら位なのでしょうか?

当社で施工する場合の平均坪単価は大体木造で¥27.000~¥30.000になる場合が殆どです。(門柱程度の外構撤去含む)

但し、これは4tトラックや大型重機が問題なく使用できた場合の相場です。

この相場に以下の割高となる条件が加えられたものが大体の相場となります。

・外構/駐車場/ブロック塀/植木/物置の有無

・隣家と接近しすぎていて足場養生ができない

・道路は広いが、重機の旋回スペースがなく、半分手作業での解体になる。

・道路幅がせまく、2tトラックでの搬出・ミニ重機での作業又は手作業になる

・駐車スペースがなく、駐車場所まで手運搬になる

・アスベスト含有の建材が使用されている

・平屋、又は三階建て

・木造以外の鉄骨/RC/SRC造り

・屋内に家具が残っている(当社では少量の木製家具についてはサービスとさせて頂いております)

などなど。

数えきれないほどの条件が関係し、立地や物件、周辺環境を専門家が見ないと相場などは絶対に出せません。

逆に電話などで相場を即答する業者さんは気を付けた方がいいかも知れません。